ストレスの影響と髪

ストレスが頭皮や髪に及ぼす影響について知りたい

 
強いストレスを感じると免疫系に乱れが生じ、脱毛や白髪・毛根の細胞などに様々な症状が現れます。体内の活性酸素量も増加するので老化が進んだり生活習慣病の原因にもなるので注意が必要です。
 
 

 
 

 お客様との会話の中でストレスをどのように解消していますか?とよく聞かれます。私個人のストレス解消はお客様にスパやマッサージなどの施術をさせて頂く事です。スパニストとしてあまりにも優等生すぎる回答かもしれませんが、これがストレス解消になるあるからくりがありますが、そのあたりのお話にはのちほど触れていきますね。
 

 
 
  それではスパニストとしてお客様が強いストレスを受けていらっしゃるのを感じた時にアドバイスできるようになりましょう。
人間の末梢神経は自分の意思で動かすことのできる体性神経と詩文の意思で動かすことのできない自律神経の2つがあります。 自律神経はさらに『交感神経』と『副交感神経』の2つに分けられます。
 
 
 
 
交感神経は興奮した状態で働くので闘争・逃走反応の神経と呼ばれます。交感神経を働かせる物質がアドレナリンとノルアドレナリンです。
 
 
反対に副交感神経はゆったりと落ち着いている時に働きます。副交感神経が働いている時には消化機能が促進されたり、心機能を抑制したりします。人間の体はこの2つの神経が絶妙にバランスを保つことで成り立っています。
もしも交感神経が過剰に働くとイライラと暴力的になってしまいます。また副交感神経が過剰に働くと気分が沈み込みやる気が起きなくなってしまいます。
交感神経が過剰に働き感情の乱れが激しい時にブレーキ役となって心の安定を図ってくれるのが『セロトニン』の役割でセロトニンの分泌を意識して暮らすことでストレス解消の近道になりますね♪
セロトニンはとても大切なホルモンなので別のコラムで詳しく書きたいと思います。
ストレスを強く感じている時に取り入れると良い食べ物がいくつかあります。
ストレスを強く感じると副腎皮質からコルチゾールという本文が分泌され、その際にビタミンCを大量に消費します。
 
ビタミンCはパプリカやアセロラなどに多く含まれます。
 
 
また神経の興奮や緊張を緩和して精神を安定させる効果があるカルシウムもストレス対策にぜひ取り入れたいですね。 カルシウムはクエン酸やたんぱく質と一緒に撮り吸収率を高める工夫しましょう♪

カルシウムはチーズや小魚に多く含まれています。
 
 
クエン酸はレモンや梅干しに多く含まれています。
 
 
たんぱく質は肉・魚・大豆製品に多く含まれています。
 
 
また飲酒や喫煙の習慣がある方はストレスを強く感じると飲酒量や喫煙量が増える傾向にありますが、飲酒・喫煙は体内のビタミンCを減少させ、ストレスをさらに増やしてしまう恐れがあります。
 
さらにタバコのニコチンはカルシウムの吸収を阻害するのでイライラ感が増しやすく、非喫煙者に比べてストレスを抱えやすいという報告もあります。
自律神経のバランスを意識して快適な状態で過ごすことがキレイな髪を目指す近道と言えますね☆